洋菓子 まんじゅう

昔から近くにあった千鳥屋の美味しいお菓子たち

 

福岡県に住んでいて、千鳥屋さんを知らない人はまずいないでしょう。

 

 

福岡県内には50以上の店舗が営業をしており、どの地域で暮らしていても、常に寄り添う形で存在しています。

 

 

私も子供の頃から、千鳥屋のお菓子をよく食べていました。

 

 

初めて食べたのは、確か小学校に入学する頃だったと思います。

 

 

お客さんがお土産を持ってきてくれたのですが、我先にと開けてみると、そこにはチロリアンの詰め合わせが入っていました。

 

 

ロールクッキーと平たい形をしたクッキーだったのですが、食べてみると、これまでとは違う美味しさを感じました。

 

 

結局その時は、ほとんど私一人で食べてしまったと記憶しています。

 

 

その後も、ちょうど良い甘さの小豆を寒天で包みあげた、白露しずくという和菓子に夢中になった時期もあります。

 

 

そして和のイメージが強い饅頭も、千鳥屋にかかれば、洋菓子テイストの千鳥饅頭となって、私の心を鷲掴みにしました。

 

 

皮の部分はカステラのようなしっとりさ風味で、中の餡は白餡の上品な甘さとなっています。

 

 

そのバランスが本当に良く、他の饅頭では一個食べただけでお腹一杯になってしまうので、これだけは、平気で2個、3個と進んでしまうのです。

 

 

それは大人になってからも同じで、今も思い出したかのように急に食べたくなっては、近くのお店でたくさん買い込んでしまうのでした。